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ご利用希望の方

就労継続支援サービス
って何?

就労継続支援サービスは「障害者総合支援法」という法律の中で定められた「指定障害福祉サービス」と呼ばれるサービスのひとつ。その中で「訓練等給付」とよばれるサービスの中の、「就労継続支援」というサービスに当てはまります。

障がいがあることで、一般企業で働くことが難しい方はどうやって生活しているのでしょうか。
20歳から支給される「障害年金」だけでは自立した生活を送ることが難しいのが現実です。
そんな方たちのため、「働けるようになりたい」「できる範囲で働きスキルアップを目指したい」という意欲を、訓練を通じて支援するのが就労継続支援サービスです。

A型とB型って何が違うの?


就労継続支援には、A型・B型の2種類があります。
A型・B型の大きな違いは「雇用契約を結ぶのかどうか」にあります。

どんな人が利用できるの?


▼就労継続支援A型

65歳未満で「雇用契約」に基づく働き方ができる障がいをお持ちの方、難病をお持ちの方が対象。港ワークキャンパスの場合は年齢は60歳未満の方(定年制あり)。
最初から一般企業で働くことは難しいけれどA型での訓練(就労)を通じてスキルを身に着け一般就労ができるようになる方もいます。
短時間就労のA型事業所が多い中、港ワークキャンパスではしっかり6時間就労して頂き、お給料をお支払いしています。

▼就労継続支援B型

働きたいという意欲はあるが、一般企業やA型事業所での「雇用契約」による就労は困難な方が対象。年齢制限はありません。
B型について具体的には、
・学校を卒業後、まずは「働く」事に慣れたい。将来はステップアップしたい。
・学校を卒業後、一般企業に就職したけれど、体力的・精神的に継続ができなかった。もう一度自信を取り戻したい。
・就労移行支援を利用していたが、就労に結びつかなかった、またB型から始めてみたい
という方に向いています。

どんなサービスが受けられるの?


港ワークキャンパスでは、就労継続支援A型・B型の事業所を運営し、サービスをご提供しています。

▼就労継続支援A型

金属加工(ブリキ缶製造)
下請け作業
施設外就労

▼就労継続支援B型

パン缶製造
下請け作業(軽作業)
施設外就労

港ワークキャンパスのサービスの詳細は、「事業紹介」のページをご覧ください。

港ワークキャンパスの1日

A型の場合

8:00

出勤・着替え

おはようございます!出勤後、まずは制服に着替えます。

8:20

午前の作業

金属工場に移動して、午前の作業を始めます!(途中10分休憩あり)

12:00

昼食休憩

食堂で昼食休憩をとります。オンオフをしっかり切り替え、心もリフレッシュ。

12:40

午後の作業

午後の作業開始!午前からの作業を継続して行います。(途中10分休憩あり)

15:20

退勤

今日のお仕事は終了です!

おつかれさまでした!

B型の場合

8:40

出勤・着替え

おはようございます!出勤後は着替えて、身だしなみチェック。パン工場では食品を扱うため、しっかりと身だしなみを整えます。

9:00

午前の作業

パン工場に移動して、午前の作業を開始します!(途中10分休憩あり)

12:40

昼食休憩

食堂で昼食休憩をとります。

13:30

午後の作業

パン作り再開です!午後は焼きあがったパンを缶に詰めてラベルを貼っていきます。

15:00

退勤

今日のお仕事は終了です!

おつかれさまでした!

サービス利用までの流れ

A型希望の方

手続き①

(1)市区町村役場等へA型の利用希望を伝える

お住まいの市区町村役場等へ就労継続支援A型を利用したい旨を伝えます。

(2)サービス等利用計画の作成を行う

サービスを利用する為には受給者証が必要です。
受給者証を申請する為には、サービス等利用計画などの書類提出が必要です。
計画作成は相談支援事業所へ依頼すると相談員が作成し、申請まで行ってくれます。
もしくはご自身で作成し(セルフプラン)、申請する事も可能です。
相談支援事業所一覧は市区町村役場等でもらう事ができます。

(3)市区町村役場等へ申請をする

※障害や疾患等が証明できる医師の診断書・意見書や障害者手帳が必要です。
その他にも必要なものがあります。詳しくは市区町村役場等へお問い合わせ下さい。

(4)受給者証発行

手続き②

ハローワークで求職登録を行い手続きをして頂く必要があります。

B型希望の方

養護学校等卒業後すぐに
B型を利用希望される場合

(1)市区町村役場等へB型の利用希望を伝える

お住まいの市区町村役場等でB型アセスメントを受けるにあたり、就労移行支援事業所を利用したい旨を伝えます。

(2)受給者証の申請の準備をする

サービスを利用する為、受給者証が必要です。
申請は、相談支援事業所の相談員に依頼する事もできますし、ご自身でもできます。
相談支援事業所一覧は市区町村役場等でもらう事ができます。

(3)市区町村役場等へ申請をする

(4)受給者証発行

(5)B型アセスメントを受ける

就労移行支援事業所にて実習を通じてB型アセスメントを受けて頂きます。

(6)受給者証の申請を再び行う

アセスメント後、B型利用をする為の受給者証を再び申請して頂く必要があります。
お住まいの市区町村役場等へ申請下さい。(相談支援事業所を通じて依頼もしくはご自身で依頼)

(7)受給者証発行

一般の方の場合

上記の(1)~(5)は不要、(6)(7)の手続きが必要です。

お問い合わせはこちらから!

港ワークキャンパス利用申込みの流れ

(1)見学申し込み

まずはご見学下さい。HPからでも動画等でご覧頂けますが、実際に見学し職場の雰囲気を感じてみて下さい。

(2)実習への参加

見学後、働いてみたいと思ったら実習を受けて頂きます。

(3)実習振り返り、アセスメント、利用の決定

実習後に振り返りを行い、ご利用希望の有無を確認させて頂きます。ご利用希望の場合は、勤務条件や給与(工賃)条件等詳しくご説明致します。またこれまでの経験等についてアセスメントもさせて頂き、双方合意の上で利用を決定します。

(4)契約・利用開始

契約後、サービスの利用を開始します。
利用開始後は面談の上、個別支援計画を作成し目標設定をします。そして目標に向かって就労/支援を行っていきます。

お問い合わせはこちらから!